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苦しくくじけそうになっているときにこそ読んでほしい。
平塚(湘南)ベルマーレ、横浜FC、ザスパ草津でFWとしてプレーした
元Jリーガー、高田保則が赤裸々に語る自らの半生。
中学校時代はずっとサブ、高校時代も栄冠を手にすることはなく、
プロになったのもギリギリだった。
そんな選手が1999年、ワールドユースで準優勝を果たすU-21日本代表の一員となる。
これで栄光の日々が始まるか、と思ったのもつかの間、
Jリーグ激変の波にもまれて所属チームは2部落ちしてしまう。
準優勝したチームメイトが着々とワールドカップへの道を歩むのを横目に、
2部リーグの厳しい環境に耐えなければならない。
明るく振る舞いながらも続く苦悩の日々。そして移籍。新天地で見せた意地。
喜びと悲しみと、もまれ続けた先に笑顔があった。
高田保則、1977年2月22日、神奈川県生まれ。176センチ、68キロ。
泥臭く得点を狙い続けたストライカー。1997年から平塚、湘南ベルマーレでプレーし、
2005年に横浜FCへ期限付移籍。2006年から2010年までザスパ草津で活躍した。
1999年と2008年には網膜剥離で選手生命の危機に陥ったが見事に復帰。
2010年に湘南との契約が終了した時点で、
J2リーグ通算407試合出場76得点はともにリーグトップだった。
だが、記録以上に闘志溢れるプレーが見るものの心に残っているプレーヤーである。
新たに進む道を決めた今、自らの足跡を赤裸々に振り返る。
どんなに苦しくとも、前を向いて進み続けた前のめりの人生がそこにはある。
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- June 13, 2014 Initial release